弱い存在の気持ちがわかる?アリエッティ

主人公のアリエッティは人間の家の床下に住む小人。
同じ床下に住む小人たちはアリエッティの一家のみ。
小人は人間の家から、角砂糖やいろんなものを(永久にw)借りて暮らしていました。
ストーリーはアリエッティが人間の少年の翔(しょう)くんに見つかるところから、展開していきます。

見どころの一つは予告編にも登場した、翔くんがアリエッティに語りかけるシーン
「君たちは滅びゆく存在なんだよ」「人間が何人いるか知っているかい?」
という残酷な言葉を投げかけている翔くん自身も心臓に病を抱えていて、自分の命を意識している身。

他にも翔くんが小人に良かれと思ってやったことがサイズの小さい小人にとっては恐怖を与えているシーンがあり、そのギャップに切なさを感じました。
どんなに仲が良くても、小人と人間は共存できない存在なのかな、と思いました。

世界観も好きだし、映像も綺麗で、音楽にも癒されましたが、、、
う〜ん、ストーリーに物足りなさを感じました。ごめんなさい。
期待しすぎだったかもしれません。
でも、子供と一緒に見たい映画です。

宮崎駿監督以外の作品の中では、ゲド戦記の方が好きだったかも。。。